loading

森正の5つのこだわり

お客様に末永く安心してお仏壇を使用していただくため、森正では原材料の仕入れから製材、加工、仕上げに至るまで、
すべての工程で妥協することなくモノづくりへの取組みを行っています。

素材へのこだわり

素材へのこだわり

素材の良さを引き出すために

森正がお仏壇作りで使用するすべての木材は、材木担当者を現地に派遣し原木の状態、現地での保管状態、
日本に運ばれてくるまでのすべての手順を確認しています。良質な木材があって初めて品質の良いお仏壇となります。

No.1

原木の買い付け

原木の買い付け

森正がお仏壇作りで使用するすべての木材は、材木担当者を現地に派遣し原木の状態、現地での保管状態、日本に運ばれてくるまでのすべての手順を確認しています。良質な木材があって初めて品質の良いお仏壇となります。

No.2

乾燥で含水率の平均化

乾燥で含水率の平均化

木工製品は製造前の乾燥が一番大切です。どんなに優れた技術を持っていても、最適な含水率の木材を使用しないとゆがみや反りの原因になります。お客様に末永くお仏壇を使っていただくため森正で使用する木材は約1年かけて乾燥したものを使用しています。

No.3

種類に応じた製材

種類に応じた製材

人と同じように木材にもそれぞれ個性があり同種の木材でも木目等によって使用する部位が異なります。使用する部位に応じた製材を行うことで初めて、高品質なお仏壇を作るための木材となります。

こだわりの木材

森正のお仏壇に使用している代表的な木材を紹介します。

  • com_pic01_04
    黒壇KOKUTAN

    インドネシアのスラウェシ島で産出されるものがもっとも有名です。本黒丹、縞黒丹、青黒丹などがありますが、仏壇の材料としては、縞黒丹がもっとも用いられています。
    黒地に美しい木目が浮き出た、仏壇の材料としては最高級の材木です。極めて硬く、耐久性に優れ、虫や菌に侵されにくい上、乾燥性がよいという特徴もあります。

  • com_pic01_04
    紫丹SHITAN

    黒丹とならんで、仏壇の材料としては最高級品の材木です。硬い木質ですが、木肌は緻密なのが特徴で、「紫」というより、どちらかといえば「赤茶」色をしています。正倉院御物の唐木細工のなかではもっとも多く見られ、古くから珍重されていました。本紫丹、手違紫丹、ローズウッド、パーロッサなどが紫丹として使われています。

  • com_pic01_04
    タモTAMO

    タモはトネリコ属に入り、この属には、大別してシオジ類とトネリコ類に分けられます。
    軽い割に強い性質が貴重がられてホッケーなどのスティックにも使われています。が、何と言っても一番有名なのは野球のバットでしょう。また、家具材としても使われ、ジオ・ポンティがデザインした超軽量椅子などがあります。

  • com_pic01_04
    シャム柿SHAM KAKI

    中南米から中央アメリカに分布する木で余り大きくなりません。色は黒檀に似ています。柾目に縞が入りバブル模様を描きます。均一木質でなく交差木目が特徴で、削り仕上がり面は美しく、ツキ板加工によく耐えます。

  • com_pic01_04
    KIRI

    キリは北海道南部から、九州まで全国各地に分布します。昔から「花嫁道具にはキリの箪笥」として親しまれてきて、よく植栽されてきました。古来、南部桐(岩手県)会津桐(福島県)などが有名です。材は、日本の木の中で最も軽い木で、針葉樹よりも軽く、切削が容易で、水を吸っても膨張や狂いがなく、昔から、貴金属や表彰状など、大切なものを収める箱として賞用されてきました。

  • com_pic01_04
    KEYAKI

    欅は寿命も長く、その気高く雄々しい樹形は、生命力を感じさせます。材は、堅く重く、色合いも黄色味をおびた美しいオレンジ色をしています。また、杢目の豪快さが美しい仙台箪笥やお椀、お盆などの器類、建築では大黒柱や装飾材として使われています。
    またお腹の芯にまで響き渡る、あの和太鼓の重低音も、この欅だからこそ出せるのです。

技術へのこだわり

技術へのこだわり

受け継がれる心と技

特別なことをするのではなく、一つひとつを最大限にこだわることで、良いもの、新しいものが生まれると森正は考えています。

木取

木取りは一枚の板からどんなふうに部材を切るか決める工程です。この工程で適切な木取が行われていないと後ろの工程で狂いが生じる原因となります。こうした木を見る目は永年の経験と勘が必要となります。

研磨

さまざまな機械を使用し寸法表に合わせて部品を作るのに必要な大きさや形状に加工していきます。また専用の機械によって厚みを揃えるなど、効率よく部品を加工していきます。

塗装

加工場からできあがった部品に着色します。塗り工程でも下色、中塗り、上色など様々な工程があり、材料のバラつきや、しみ込みやすい材料もあるため、専用の塗料を使用しています。

研磨

塗料を吹き付けた表面を丁寧に研磨します。塗料の噛みつきを良くすることはもちろん、木工製品は研磨作業の良し悪しが製品の品質を左右するといわれる大切な工程です。目の粗いペーパーから目の細かいペーパーへと順番にかけていきます。

組立

図面にあわせて細かい加工を加え組み立てます。セメ板という仏壇組立独特の部品を使って棚を組み胴を建てます。最後に大戸や障子などを吊り込み組み立てます。

梱包

最終検品を経て梱包場で、梱包していきます。木取から梱包までにかかる期間は約35日。生産計画は約3ヶ月前から立てられ、調整を入れながら進めています。

受賞作品

過去に森正のお仏壇で受賞された作品です。

名残雪(なごりゆき)・1500・シカモア

2016年

名残雪(なごりゆき)・1500・シカモア

徳島県唐木仏壇京都見本市
徳島県知事賞

合掌 日日是報恩感謝

2010年

合掌-日日是報恩感謝-

こんな仏壇あったらいいなコンテスト2010「特別賞」

仰げば尊し 報恩感謝

2008年

仰げば尊し ~報恩感謝~

こんな仏壇あったらいいなコンテスト2008「銀賞」

この鐘を鳴らすのはあなた

2005年

この鐘を鳴らすのはあなた

こんな仏壇あったらいいなコンテスト2005「グランプリ」受賞

庵(いほり)

2005年

庵(いほり)

こんな仏壇あったらいいなコンテスト2005 インターネット人気投票第一位
「全宗協技能賞」受賞

クローバー

2004年

クローバー

宗教用具研究会 優秀賞

KON(魂)

2003年

KON(魂)

全国優良仏壇専門店会内覧会
理事長賞宗教用具研究会 優秀賞

仏王

1995年

仏王

全国優良仏壇店主催
「第一回徳島八宗唐木仏壇コンテスト」最優秀賞

美しさへのこだわり

美しさへのこだわり

他には無い、華やかな日本美

50年以上もの歴史の中で生み出してきた森正ならではのオリジナル技術や商品群の数々…。
ここでは代表的な“みかげ塗り”と“浮図塗り”の特徴を紹介いたします。

みかげ塗り

「みかげ塗り」とは、和紙の持つ皺(揉み和紙)の強弱のある陰影を利用して、立体的に表現した彩度の高い塗装です。他の材料からでは決して得られない美しさは、 他に真似の出来ないオリジナリティー溢れる逸品です。

  • みかげ塗り
  • みかげ塗り
  • みかげ塗り
  • みかげ塗り
  • みかげ塗り
  • みかげ塗り

浮図塗り

永遠桜や彩花の代名詞ともいえる欄間や背板、棚部分になどに用いられている色鮮やかな加飾。これらは「浮図塗(ふとぬり)」と呼ばれる森正独自の技法を用いています。浮図塗とはおよそ10層もの塗膜で立体的に包み込む技術のこと。約2週間ほどの時間を必要としており、この技術を採用することで“永遠に咲き続ける桜花の輝き”を表現することが可能となりました。
※【浮図塗(ふとぬり) 実用新案登録済 登録第3204031号】

  • 浮図塗り
  • 浮図塗り
  • 浮図塗り
  • 浮図塗り
  • 浮図塗り
  • 浮図塗り

安全へのこだわり

安全へのこだわり

触れるものだからこそ、心をこめて

完成したお仏壇に、キズやヘコみがないか、くまなくチェックしていくことが求められます。
森正は専門のスタッフが一つひとつの製品を事細かくチェックしています。

シックハウス対策

シックハウス症候群とは
当社では、近年問題になっているシックハウス対策として、環境に優しい素材を使用しています。
シックハウス症が起きるのは、塗料や接着剤などに含まれるホルムアルデヒドや各種のVOC(揮発性有機化合物)が原因です。そのため、建築に使用される素材に関しては国が定めた基準に従い、ホルムアルデヒド発散量によって用途が規制されています。
森正の対策
当社工場で使用している塗料・合板・接着剤は、この【F☆☆☆☆】表示のものであり、消費者に安心して使っていただけるよう配慮しています。
ちなみに、海外で生産された素材には、国内の基準が適用されないために、シックハウス症候群を引き起こす可能性がありますが、私達が使用するのはすべて国内産になります。

com_pic04_01

塗料・合板・接着剤等のJIS・JA表示 F★★★★
塗料・合板・接着剤等の生産国 すべて日本製

com_pic04_02

安心仕様ラベル

ホルムアルデヒドやVOCの発散低減に対応した国産仏壇の証です。

徹底した製品検査

徹底した製品検査でお客様の安全を守る
完成したお仏壇に、キズやヘコみがないか、くまなくチェックしていくことが求められます。森正は専門のスタッフが一つひとつの製品を事細かくチェックしています。

com_pic04_01

品質へのこだわり

品質へのこだわり

品質は森正の「命」である

マネをしたり、良く似た商品を作りだすのでは意味がありません。『それで、お客様は喜ぶのか?』この言葉こそが、私たちが永遠に向き合う課題であり、使命でもあります。

com_pic04_05

こうしたスローガンの元、毎年各種委員会を組織し、全社一丸となって品質の向上に努めています。

品質向上のための組織

品質強化部門

経営トップを中心に常に品質強化を図る体制を築いています。

品質向上委員会

•月1回の定例会
•営業からの改善要望書の確認・原因追究。
•「これだけは絶対してはいけない」「注意しないといけない」などをまとめた「べからず集」作成・周知。

改善委員会

•月1回の定例会
•毎月テーマを決めたイベントを実施してカイゼン提出をシステム化。
•カイゼン優秀案には、工場は三ヶ月に1回の表彰、営業部会は四ヶ月に1回の表彰。

5S委員会

•月1回の定例会
•定期的に構内をパトロールして5Sチェックを実施。
•要改善箇所は写真を掲示して次回巡回までに改善を実施。
•早朝清掃、定期的な除草などの実施

安全衛生委員会

月1回の定例会
安全パトロールの実施
衛生に関する情報提示や定期健康診断・有機溶剤検診の実施

考える人づくりを目指します